危ない?水道水…水道管から蛇口まで
水の運ばれる過程での問題
水源の水が浄水場で浄水処理されたあとにも長い水道管を通って蛇口まで届きます。
その過程での汚染も問題視されています。
危険な鉛管
以前、水道管はなんと、鉛の管をつかっていた時期がありました。また水道管の継ぎ目に鉛の溶接をしていたことも多く見られました。
鉛は毒性の強い重金属で、排泄が遅く、肝臓などの特定組織に蓄積しやすいため、健康には大きな問題となります。血中の濃度が高くなると神経障害や貧血など多くの健康障害を引き起こします。
鉄の赤水
しばらく使っていない蛇口から、赤水が出るのを見た経験がある方がいらっしゃるかと思います。この赤水は酸化された鉄です。鉄は必須栄養素ですが、飲料水の水質基準は0.3mg/L以下との規定があります。
ただ赤水が出ると水道管に錆があるということで、それが老朽化しているということです。老朽化した管からは鉄以外の物質が溶け出している可能性が高いと予測されることが問題なのです。
有害アスベストのセメント
がん性のある物質としてアスベストという名前を聞いたことがある方も多いと思います。建設解体現場でこれを吸飲した人が、20〜40年後の現在、悪性のガンを発症し相次いで亡くなっているという発がん性物質です。
水道管には石綿セメントを使用したものがあり、この石綿がアスベストなのです。
水道管の補強塗装の溶け出し
水道管やアスベスト管の溶け出すのを防ぐために、水道当局は管の内部をいろいろな物質で被覆してきました。現在のモルタルや樹脂が使われる前に、発がん性物質であるコールタールやエナメルも使われていた時期があったということです。
東京都などが行っている高度処理の効果は?浄水場のオゾン・活性炭処理
現在東京や大阪の浄水場では高度処理といってオゾン処理や粒状活性炭の処理を行っています。このオゾン処理というのはヨーロッパ各国で行われている処理です。オゾンは塩素より殺菌力が強いのですが、それが長続きしないという欠点があります。
長続きしないということは、きちんとしたフィルター交換が必要になるということです。東京都や大阪府が発表している高度処理のデータは最初にとったデータであるということを忘れてはいけません。このフィルター交換がどれだけなされているかはデータがないのです。
また他の処理よりもオゾンの放出に高圧の電気代がかかります。都の財政の余裕はどのくらいあるのか、きちんとお金をかけられているかが安全かどうかということに直結しているのです。




